WordPressで記事を作成中にプレビューを見るたびにGoogleAdSenseの広告が表示されていて、なんだか気になるという方もいると思います。
みっぴー
ぱん猫
みっぴー
少し前までは無視してましたが、最近AdSenseの管理画面の「クローラエラー」に記事作成中のプレビューで表示したページがよく出るようになったので改善しました。
改善の方法としては、自分(ログイン中のユーザー)には、AdSenseの広告を非表示にする方法というのを採用してみました。
今回のその方法を二通りご紹介します。
- その1:
functions.php
の編集は一度だけ!初心者にオススメの方法 - その2:
functions.php
の編集に慣れている人にオススメの方法
みっぴー
好きな方を選んでね!
みっぴー(@bennriya_mi)です~。
アイキャッチを変えただけで、広告表示回数が5倍になりました。(こっそり独り言)
今回、そのアイキャッチを誰でも使えるようにテンプレにしました。
詳しくは、下記にて
目次
今回の自分だけAdSense広告を非表示にするカスタマイズ内容
みっぴー
今回の自分だけ広告を非表示にするカスタマイズの内容をまとめると下記の通りです。
- AdSense広告を自分だけ表示しないように出来る
- ショートコードでAdSense広告を呼び出せる
Google AdSenseの広告を自分(ログイン中のユーザー)だけ非表示にする方法は、厳密にいうと自分にだけ別のものを表示するという設定です。
みっぴー
もちろんその表示する内容に何も設定しなければ、非表示になりますが広告がここに入るということを自分で把握しておいたほうがいいですし、広告の挿入忘れや何等かの理由でアドセンス広告の呼び出しがエラーになっているのをすぐに知るためには、何かしらは表示しておいたほうがいいと思います。
今回は、その方法を二通り紹介していきます。
【その1】AdSenseを自分だけ非表示にする方法
AdSenseを自分だけ表示しない方法は、2つありますがまず1つ目は、phpファイルを作成して呼び出す方法です。
こっちのほうがちょっと手間ですが、functions.php
を編集するのは、最初の1回だけなのであまりfunctions.php
の知識がない!という人は、こちらの方法をオススメします。
- STEP.1記事内にphpテンプレートを呼び出すショートコード作成「
functions.php
」あるコードを追記して新しいショートコードを定義します。 - STEP.2自作のphpファイル内に条件分岐自作したphpファイル内を編集して、自分だけAdSense広告を表示しない条件分岐をする。
- STEP.3記事内に呼び出しショートコードで記事内にAdSense広告を呼び出す。
修正するファイル
- functions.php
- template1.php
「template1.php」は、ご自身で好きな名前に変更可能です。ここで呼び出すテンプレートの中身になります。
functions.php
のファイルを編集する場合は、必ずバックアップを取った上で編集してください。functions.php
の記入を誤るとブログの画面が真っ白になって管理画面にさえも入れなくなります。編集は慎重に行ってください。万が一、真っ白になった場合は「[WordPress]functions.phpを編集後に画面が真っ白になった時の対処法と注意点」を参考にしてください。
[WordPress]functions.phpを編集後に画面が真っ白になった時の対処法と注意点
1.記事内にphpテンプレートを呼び出すショートコード作成
今回紹介する方法では、記事内にphpテンプレート(ファイル)を呼び出す必要があるので、「[WordPress]記事内にphpテンプレートをショートコードで呼び出す方法」を参考にまずは、自作のphpファイルが記事内に呼び出せるようにしておいてください。
[WordPress]記事内にphpテンプレートをショートコードで呼び出す方法2.自作のphpファイル内に条件分岐
上記の記事を参考にphpテンプレートを呼び出すショートコードを作成したら次に自作したphpテンプレート内を編集していきます。
例「template1.php」で自作したphpファイルの場合
template1の部分は、好きな名前でオッケーです。自分で分かりやすいものにしてください。
自作した「template1.php」の中に下記のようにコードを入力してください。
<?php if ( is_user_logged_in() ): ?>
ここに自分(ログイン中のユーザー)にだけ表示するものを記入
<?php else: ?>
ここは自分(ログイン中のユーザー)以外に表示するものを記入
つまり自分以外のユーザーなのでAdSenseの広告を入れるのを忘れずに!
<?php endif; ?>
上記のコードを少し解説するとis_user_logged_in
で、ログイン中のユーザーだった場合は下記を表示するという条件分岐を使った方法です。
真ん中らへんにある<?php else: ?>
より下の部分から<?php endif; ?>
の間までに記入したものをログイン中のユーザー以外(自分以外)に表示するものを設定します。
自分にはフェイク画像を表示する
冒頭でも少しふれましたが、自分にだけ表示する箇所に何も表示しないのもアリですが、私はAdSense広告のフェイク画像を使って入れています。
広告がここに入るということを自分で把握しておいたほうがいいですし、広告の挿入忘れやショートコードの記入ミスなどの理由でアドセンス広告の呼び出しがエラーになっているのをすぐに知るためには、何かしらは表示しておいたほうがいいと思います。
私は、自分でAdSense広告のフェイク画像を作ってこんな感じのを自分にだけ表示しています。
私は、ユーザーに表示される本当の広告と同じようにサイズなども細かく設定してフェイク画像を表示させていますが面倒な人は、全部同じ画像を使っても大丈夫です。
画像を作るのが面倒な人は、私が作った超簡単なフェイク画像で良ければ下記からダウンロードどうぞ!
みっぴー
フェイク画像が欲しい場合は、下記のダウンロードボタンからお願いします!
アドセンスフェイク画像のダウンロードはこちら
ZIPに圧縮しているのでダウンロード後は、ファイルを解凍して使ってください。
解凍後に使いたい画像をWordPressのメディアライブラリにアップロードしてください。
実際の記入例
フェイク画像を使った実際の記入例はこんな感じです。
<?php if ( is_user_logged_in() ): ?>
<div class="adscenter">【広告1ブログ上など分かりやすい広告名】<br>
<img src="https://ドメイン/wp-content/uploads/ads-all.gif" alt="" width="336" height="280" class="alignnone size-full" />
↑フェイク画像のURLなど自分にだけ表示する記述
</div>
<?php else: ?>
<div class="adscenter">【スポンサーリンク】<br>
ここにあなたのGoogleAdSenseの広告コードを張り付けるのを忘れないでください!
</div>
<?php endif; ?>
【スポンサーリンク】の文字は【広告】など自分のブログの表示スタイルに合わせてください。
その下にAdSenseの広告コードを入れるのを忘れないようにしてくださいね。
私は記事内に最低でも3つは広告を挿入しているので下記のように3つテンプレートを作成しています。
template1.php
template2.php
template3.php
それぞれの内容は、上記で説明したものと基本的には同様ですが自分の広告の表示スタイルに合わせて変えてください。
【広告】や【スポンサーリンク】の文字を中央に表示したい場合は、広告のコードや中央にしたい文字を下記で囲ってください。
そして、style.cssで中央寄せを指定してください。
<div class="adscenter">
中央に表示したい広告コードや文字を記入する
</div>
.adscenter {
text-align: center;
}
3.記事内に呼び出し
phpファイルの内容が完成したら、最後に呼び出す記述をしないとブログに表示されないので広告を挿入したい箇所にショートコードを記入してください。
[myphp file='template1']
「template1」の部分は、あなたが作成したファイル名と同じにしてください。
これで自分以外には広告が表示されて、自分にはAdSenseのフェイク画像が表示されるようになっているはずです!
ぱん猫
みっぴー
みっぴー
みっぴー
【その2】AdSenseを自分だけ非表示にする方法
みっぴー
functions.php
にショートコードを定義して呼び出すだけの簡単な方法ですが、functions.php
を挿入する広告分だけ編集するので、エラーになると画面が真っ白になる可能性が増えます。
なので、functions.php
の編集にあまり慣れてない方は、最初の「その1」の方法のほうがオススメですが、functions.php
の編集にある程度慣れていたり、知識がある人ならこっちの方法のほうが簡単です。
- STEP.1
functions.php
にショートコードを定義「functions.php
」にこれから紹介するコードを追記して呼び出す内容を定義します。 - STEP.2記事内に呼び出しショートコードで記事内にAdSense広告を呼び出す。
修正するファイル
- functions.php
1.functions.phpにショートコードを定義
下記のコードをfunctions.php
に記入してください。
※自分のAdSenseのコードを入れるのを忘れないでくださいね。
/*********************
アドセンス1
*********************/
add_shortcode('adsense1', 'adsenselogin1');
function adsenselogin1() {
if (is_user_logged_in()) {
$adsense1 = <<< EOT
<div class="adscenter">【広告1ブログ上など分かりやすい広告名】</div>
ここに自分だけ表示させる内容を入れる(オススメは上記で紹介したフェイク画像)
EOT;
} else {
$adsense1 = <<< EOT
<div class="adscenter">【スポンサーリンク】</div>
ここにあなたのAdSense広告のコードを入れる
EOT;
}
return <<< EOT
<div class="adscenter">
{$adsense1}
</div>
EOT;
}
複数の広告を挿入する場合
複数の広告を挿入する場合は、上記のコードをまるっとコピーして「1」の数字の部分を全て2とかに変えて増やしていってください。
同じ数字になるとエラーになって画面が真っ白になるので、変更漏れがないように注意してくださいね。
2.記事内に呼び出し
記事内で呼び出す時は、下記のショートコードを入力することで設定した内容を呼び出すことが出来ます。
こちらの数字の部分も上記で設定したものと同じになるように変更して使ってくださいね。
[adsense1]
ぱん猫
本当に自分以外には広告が表示されているの?
みっぴー
じゃあ最後に広告の確認方法ね。
広告の確認方法
最後にしっかりと今回の設定が出来ているか確認を必ず行ってください!
どこかでミスっていると広告が表示されずにとってももったいない結果になってしまいます!
WordPressにログイン中に記事を見るとフェイク画像が表示されていると思うので確認ができないと思います。
なので、一度WordPressの管理画面からログアウトして自分のブログの記事を見てみてください。
あとは、ログインしてないスマホなどで自分のブログをチェックすると広告が表示されているはずです。
広告が表示されていなかったり、フェイク画像を設定したのに表示されない場合はどこかが間違えていると思うのでもう一度説明を見直して修正してみてください。
記事内に呼び出しは、記事に直接行うことも可能ですが私は「Quick Adsense」というプラグインを使っています。
Quick Adsenseのアップデートによりログイン中のユーザーには広告が非表示になったようですがそれだとAdSenseフェイク画像も表示されないので広告の挿入忘れを防ぐために私はアップデートせず使ってます。
Quick Adsenseを使っている理由は、記事の下に自動的に挿入が出来るので便利だからです。記事下に挿入するために前はテーマのsingle.phpを編集して行っていましたがアップデートで何かが変わったみたいで、子テーマを呼び出す際にエラーになり投稿ページが一週間くらい真っ白だったことがあるからです。
みっぴー
なのでそれ以来、私は子テーマでsingle.phpをいじるのは極力避けています。
でも最近ではウィジェットで呼び出せるテーマも増えてきたのでお使いのテーマのウィジェットで記事下に挿入できるのであれば、ウィジェットにショートコードを入れて呼び出せます。
私が使っているテーマ「SANGO」も記事コンテンツ後広告にショートコードを入れれば、挿入できます!
挿入後は、必ずご自身で確認を取ってくださいね!
みっぴー
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